総合検査のご案内
ALL ROUND INSPECTION GUIDE
9
2666
Ⅸ因子 (凝固因子活性検査)
[2B400]
採取量(mL)
血液1.8
(4) 凝固系専用容器
提出量(mL)
クエン酸血漿0.4
容器
(4)凝固系専用容器
保存方法
凍
検査方法
凝固時間法
基準範囲
70~130%
実施料
223
判断料
125 血液
所要日数
3~5日
備考
-
検体安定性
3週
臨床意義
血液は出血すると血小板の凝集に加えてフィブリノ-ゲンから不溶性の繊維フィブリンを 生成して凝固する。フィブリンは主に凝固第Ⅰ因子(フィブリノ-ゲン)から第ⅩⅢ因子 までの一連の蛋白の働きによるものである。第ⅩⅡ因子が活性化されると第ⅩⅠ因子を 活性化する。活性化した第ⅩⅠ因子は第Ⅸ因子を活性化する。活性化した第Ⅸ因子は 第Ⅷ因子とともに第Ⅹ因子を活性化する。活性化した第Ⅹ因子は第Ⅴ因子とともに 第Ⅱ因子(プロトロンビン)を活性化する。プロトロンビンはトロンビンとなって フィブリノ-ゲンをフィブリンにし、第ⅩⅢ因子が安定化した 不溶性フィブリンにすることで完了する。また、組織液からの刺激で第Ⅶ因子から活性化が起こって 第Ⅹ因子を活性化する経路がある。そのほかカルシウムは第Ⅳ因子であり様-な活性に 関わっている。先天性に第Ⅷ因子や第Ⅸ因子が欠損ないし活性低下する血友病や 肝機能障害などで各凝固因子活性の低下が疑われる場合に検査する。
関連項目
プロトロンビン時間
・
APTT
・
凝固活性第Ⅱ因子
・
凝固活性第Ⅴ因子
・
凝固活性第Ⅷ因子
・
凝固活性第Ⅶ因子
・
凝固活性第Ⅹ因子
・
凝固活性第XI因子
・
凝固活性第XⅡ因子
・
第ⅩⅢ因子