総合検査のご案内
ALL ROUND INSPECTION GUIDE
と
1249
トランスフェリン (Tf) (血清)
[5C060]
採取量(mL)
血液2.0
(1) 生化学(汎用)スピッツ(分離剤入り)
提出量(mL)
血清0.5
容器
(1)生化スピッツ
保存方法
冷
検査方法
TIA
基準範囲
190~320mg/dL
実施料
60
判断料
144 免疫
所要日数
2~3日
備考
☆鉄(Fe)欠乏性貧血で
は上昇、鉄過剰では減
少します。
トランスフェリン飽和度
(TSAT)(コ-ド1180)は、血清鉄(Fe)(コ-ド1046)とUIBC(コ-ド1162)もしくはTIBC(コ-ド1161)と同時依頼の場合にご報告可能です。
計算式
TSAT(%)=Fe/TIBC×100
検体安定性
1週
臨床意義
トランスフェリン(Tf)は主に肝臓で合成される分子量7.5万の糖蛋白で、3価鉄イオンを2個結合できる。 貯蔵鉄が各種臓器に蓄積して障害を起こすヘモクロマト-シスという病状がみられるように、 生体にとって毒となる鉄イオンをTfは中和し、赤芽球に渡す役割を持つ。 検査では蛋白濃度として測定するほか、血中では鉄と結合していないTf(不飽和鉄結合能:UIBC)と 結合しているTfを併せて総鉄結合能を鉄量として表し診断に用いられる。 鉄欠乏の病状では血清鉄が低下し、UIBCは増加を示す。 一方、ネフロ-ゼ症候群や蛋白漏出性胃腸症などでTfが低下するほか、肝臓での産生低下、先天的な無Tf血症などがある。
関連項目
血清鉄(Fe)
・
TIBC
・
UIBC