総合検査のご案内
ALL ROUND INSPECTION GUIDE
H
1217
HBs抗体
[5F016]
採取量(mL)
血液2.0
(1) 生化学(汎用)スピッツ(分離剤入り)
提出量(mL)
血清0.5
容器
(1)生化スピッツ
保存方法
冷
検査方法
CLIA
基準範囲
(-):10.00未満mIU/mL
実施料
88
判断料
144 免疫
所要日数
1~2日
備考
-
検体安定性
2週
臨床意義
B型肝炎ウイルスは慢性肝炎、肝硬変、肝がんに進行するウイルスである。 感染は性行為、刺青、ピアスの穴開け、カミソリ、麻薬注射器の共用、医療従事者の針刺し事故などのほか、 母子感染ではキャリアとなるため、防止に向けた妊婦健診や抗 HBsヒト免疫グロブリンの投与が行われる。 ウイルス粒子はDNAを持ち、コアと外殻からなり、それらを検査するための方法が多くある。 HBV-DNA定量はPCR法で高感度に測定する。外被(surface)のHBs抗原はadr、adw、ayr、aywの4つの亜型が存在し、 増殖が盛んな時に高くなり、スクリ-ニング検査としても多用されている。 HBe抗原はウイルスの増殖に伴って急激に増加するので、他者への感染のリスクを判断する指標としても有用である。 抗体検査のHBs抗体は既往感染や中和抗体としての感染防御機能を持つ。 HBe抗体はウイルスの量や活動性の低下を反映する。 また、IgM-HBc抗体は感染初期や増悪期に高値となり、IgG-HBc抗体はHBs抗原が検出されないキャリアにおいても認める。 そのほか、HBVプレコア/コアプロモ-タ-変異検出はウイルスの変異、肝炎の劇症化や病状の診断に用いられる。
関連項目
HBs抗体(定性)
・
HBe抗原
・
HBe抗体
・
HBc抗体(定量)
・
HBc-IgM抗体
・
HBV核酸定量(IU)
・
HBV-DNA(プレコア/コアプロ)
・
HBs抗原(定性)
・
HBs抗原(定量)