総合検査のご案内
ALL ROUND INSPECTION GUIDE
せ
1903
前立腺特異抗原 (PSA)
[5D305]
採取量(mL)
血液2.0
(1) 生化学(汎用)スピッツ(分離剤入り)
提出量(mL)
血清0.5
容器
(1)生化スピッツ
保存方法
冷
検査方法
CLIA
基準範囲
4.0ng/mL以下
実施料
127
判断料
144 生化Ⅱ
所要日数
1~2日
備考
前立腺癌診断のCut-off値としては10.0ng/mLが推奨されます。
検体安定性
2日
臨床意義
健康なときにはほとんど見られない特徴的な物質を、がん細胞が産生し、血液中などで検出できるものを、 「腫瘍マ-カ-」として保険収載されている。スクリ-ニング検査として行われるとともに、 数値の変動はがん細胞の進展とつながるため、治療経過の診断に用いられる。 基準範囲による陰性陽性の判定では、検出率を上げると検査の感度は上昇するが、 特異度が下がり、がんでない人が陽性となる。逆に、特異度を上げると感度が下がることになるなど、 腫瘍マ-カ-は確定診断に向けたひとつの検査であり、 超音波検査や血管造影などの画像や生検によって総合的に診断される。 PSAは、前立腺の腺上皮細胞に局在する分子量約30,000の糖タンパクで、悪性腫瘍等 により前立腺の腺上皮細胞が傷害を受けると血中に逸脱することが知られている。血 中PSA測定は、前立腺癌の診断、経過観察および治療効果の判定に有用なだけではな く、前立腺癌早期発見のスクリ-ニングにも極めて有用であることが認められている。
関連項目
γ-セミノプロテイン
・
PSAF/T比
・
CEA(CLIA)
・
BFP