総合検査のご案内
ALL ROUND INSPECTION GUIDE
D
1458
Dダイマ-
[2B140]
採取量(mL)
血液1.8
(4) 凝固系専用容器
提出量(mL)
クエン酸血漿0.5
容器
(4)凝固系専用容器
保存方法
凍
検査方法
ラテックス免疫比濁法
基準範囲
1.00μg/mL未満
実施料
133
判断料
125 血液
所要日数
1~2日
備考
-
検体安定性
-
臨床意義
フィブリノ-ゲンはE領域ドメインとその両末端に2つのD領域ドメインを持つ構造である。 トロンビン作用による凝固ではフィブリノ-ゲンからフィブリノペプチドAおよびフィブリノペプチドBが遊離してフィブリンモノマ-となる。 ブィリンモノマ-はD領域ドメイン間などの重合反応によりフィブリンポリマ-を形成する。 次いで、ⅩⅢ因子とカルシウムイオンの作用で架橋化され、安定した不溶性のフィブリンができる。 また、生体内ではプラスミンにフィブリンを分解する線溶機能を有し、 FDP( fibrinogen and fibrin degradation products)と称する多様な分解産物ができる。 その際、プラスミンはフィブリンのDD結合は分解できなく、Dダイマ-が残る(二次線溶)。 一方、フィブリノ-ゲンにプラスミンが作用した場合はDD結合がないので、Dダイマ-を生じない(一次線溶)。 したがって、血中Dダイマ-は生体内にフィブリン血栓が存在し二次線溶が亢進していることを意味するため、 播種性血管内凝固症候群(DIC)の診断や、線溶療法の経過観察に有用である。
関連項目
プロトロンビン時間
・
APTT
・
フィブリノゲン
・
FDP(血中)
・
FDP(尿中)
・
プラスミノーゲン活性
・
ATⅢ
・
TAT