総合検査のご案内
ALL ROUND INSPECTION GUIDE
N
1296
NSE (神経特異エノラ-ゼ)
[5D410]
採取量(mL)
血液2.0
(1) 生化学(汎用)スピッツ(分離剤入り)
提出量(mL)
血清0.3
容器
(1)生化スピッツ
保存方法
冷
検査方法
ECLIA
基準範囲
16.3ng/mL以下
実施料
146
判断料
144 生化Ⅱ
所要日数
3~4日
備考
遠心分離機がある場合は、採血後速やかに血清分離して下さい。
溶血検体では、値が上昇するため避けて下さい。
検体安定性
3日
臨床意義
健康なときにはほとんど見られない特徴的な物質を、がん細胞が産生し、血液中などで検出できるものを、 「腫瘍マ-カ-」として保険収載されている。スクリ-ニング検査として行われるとともに、 数値の変動はがん細胞の進展とつながるため、治療経過の診断に用いられる。基準範囲による陰性陽性の判定では、 検出率を上げると検査の感度は上昇するが、特異度が下がり、がんでない人が陽性となる。 逆に、特異度を上げると感度が下がることになるなど、腫瘍マ-カ-は確定診断に向けたひとつの検査であり、 超音波検査や血管造影などの画像、および生検など総合的に診断される。 エノラ-ゼは解糖系酵素で、3種類のサブユニットα、β、γが2量体となり、αα、ββ、γγ、αβ、αγの5つのアイソザイムがある。 このうちγγおよびαγ型エノラ-ゼは、神経組織に特異的に存在するため神経特異エノラ-ゼ(NSE)と呼ばれる。 NSEは肺小細胞癌、神経芽細胞腫、神経内分泌系腫瘍などで高率に検出されることから、治療経過の診断に有用な腫瘍マ-カ-として用いられる。 なお、赤血球、血小板やリンパ球にも含まれるので、溶血検体での測定や血清分離の際には注意が必要である。
関連項目
ProGRP
・
SCC
・
シフラ
・
CEA(CLIA)
・
BFP
・
TPA
・
Span-1
・
NCC-ST-439
・
SLX
・
CA125
・
CA72-4